ワークへの当接部は厚さ0.3mmに設計されており、測定面にしっかりと密着します。
これにより、円形ワークの曲面と当接部の間に余分な隙間が生じず、小径の穴や円筒形状のC面測定においても、少ない誤差で測定が可能です。
穴の測定はφ10から可能で、穴の面取りもφ10から最小誤差で測定できます(φ10で誤差約0.01mm)。
※実際には、固定ジョウが入るφ6から測定が可能ですが、穴が小さくなるほどジョウと穴のR面との隙間が広がり、測定誤差も大きくなります(φ6で誤差約0.015mm)。
フランジなどの内側から測定が可能。固定ジョウの当接部厚み0.3mmの設計により、少ない誤差で測定できます。
シャフトなどの旋盤加工や穴の面取りの測定に使用できます。任意の寸法を基準に、プラスマイナスの誤差を測定する比較測定モードにより、製品の品質管理にも最適です。
固定ジョウの長さが10mmと短いため、段差のあるワークにも干渉せず測定できます。
本尺を原点セット側(電池蓋側)へスライドさせます。本尺が止まった位置で『ZEROボタン』を押すと、表示が0.00となり、原点(絶対値)のセットが完了します。
本尺を原点セット側(電池蓋側)にスライドさせ、固定ジョウの90°部分を隙間がないよう、垂直にワークに当てます。次に、本尺をワークのC面に当てると、測定結果が表示されます。
ZEROボタンを押すと、数値が0.00にセットされます。任意の位置で0.00に設定し、そこからプラスマイナスの比較測定が可能です。
※ZEROスイッチを押すたびに数値が0.00にリセットされ、原点が再設定されます。再度絶対値で測定する場合は、【1. 原点合わせ】の方法で原点を再設定してください。
ワークとの干渉により測定ができない場合は、固定ジョウの先端をカットする加工が可能です。
最短3mmの長さまでカット可能
最短カット後の測定範囲:C0.01~≒C1.00
| 名称 | デジタルC面ノギス |
|---|---|
| 型番 | C4505 |
| 測定対象 | 外接角度90°の面取り角45° |
| 測定範囲 | C0.01~C5.00 |
| 最小表示 | C0.01 |
| 測定精度 | C±0.05 |
| 材質 | ステンレス(SUS420J2) |
| 寸法 ・ 重量 | 150mm(L) × 25mm (W) ・ 約 160g 固定ジョウ厚み2.5mm 本尺厚み3.5mm |
| 防じん・防水規格 | IP50 |
| 使用電池 | 3Vリチウム電池(CR2032) 1個 |
| 付属品 | 収納ケース |
| トレサビリティー | 校正証明書の発行可能(有償) |
| 名称 | デジタルC面ノギス |
|---|---|
| 型番 | C3005 |
| 測定対象 | 外接角度90°の面取り角30° |
| 測定範囲 | C0.01~C5.00 |
| 最小表示 | C0.01 |
| 測定精度 | C±0.05 |
| 材質 | ステンレス(SUS420J2) |
| 寸法 ・ 重量 | 148mm(L) × 25mm(W) ・ 約 160g 固定ジョウ厚み2.5mm 本尺厚み3.5mm |
| 防じん・防水規格 | IP50 |
| 使用電池 | 3Vリチウム電池(CR2032) 1個 |
| 付属品 | 収納ケース |
| トレサビリティー | 校正証明書の発行可能(有償) |
従来のC面測定ゲージ(面取りゲージ)は、複数枚のゲージ板をワークのC面に順次当てて、目視で一致する寸法を探るという方法です。
このため、使用者の測定技術や視力によって結果が変動し、測定精度が低くなりがちなあいまいな測定方式です。
さらに、従来のゲージは一機種ごとに測定範囲が限られており、広範囲な測定を行うためには異なる種類のゲージを複数用意する必要があります。
これに対し、デジタルC面ノギスは、1台でC0.01~C5.00の範囲を測定できるため、複数種類の測定器を揃える必要がありません。
使用者は測定したいC面にノギスを当てるだけで、即座に正確な数値を得ることができます。デジタル化されたC面測定により、目視測定に依存せず、より高精度で一貫性のある測定が可能となります。